2014年9月15日月曜日

TOEFL勉強法 - Reading


 TOEFLのReadingについて投稿する。TOEFLのReadingでは学術的文章の抜粋を3-4パッセージ読んで回答する必要がある。


Readingの問題を解く際に重要になるのは、1)単語力、2)読解力、3)速読、4)テクニックだと思う。自分が行った勉強は以下の通り。



・TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ

もはやTOEFL受験のバイブルとなっているのがこの本。最初にするべき事としてお勧めするのは、この単語帳を最低レベル3まで暗記すること。自分はレベル4を5割程度暗記たが、GMATにも非常に役立った

本文中に分からない単語が出てくるとそれだけでパニックになる。また、複数分からない単語が出てくると高得点は難しくなるので、単語力は一番大切だと思う。

最初のTOEFLを受けるまでに単語帳に一通り目を通しながら、テキストを何個か解いていった。単語を覚える毎にテキストの問題が解きやすくなった。

レベル4のページを全てiPHONEで撮影し、会社の昼休みや通勤時間に何度も見返すなど相当時間をかけたと思う。




・iBT対応 TOEFLテスト完全攻略リーディング (TOEFLテスト完全攻略シリーズ)

この一冊でReadingの解き方のテクニックを学びながら、TOEFLの問題形式に慣れていった。TOEFLが扱う分野の問題がバランス良く含まれているので、単語力を補強するのにも役立った。

解いた後は、問題文と翻訳文を見ながら文章をじっくり理解して読解力を付けることを意識。一度解いた問題でも2-3回繰り返し読むことでTOEFL特有の文構造に慣れることも大事。





TOEFL Official Guide:
Link: http://store.ets.org/store/ets/DisplayCategoryProductListPage/categoryID.3552000


TOEFL受験の後半で一度だけ使用しただけだが、もっと早く知りたかった教材。本番に一番近い形で新しい問題を解くことが出来るので、前述のテキストの問題を覚えてしまったり、TOEFLが好む題材の記事等がない場合にテストの直前に取り組むと良いと思う。


・英文記事、雑誌

毎日なるべく英語に触れることを意識し、寝る前や出勤前に一つだけ記事を読む、一章だけ本を読むとういうことをした。

Newyork timesやEconomistのWeb版で月間数本の記事が無料で読めるのでそれを使い尽くす。

Financial Times、National Geographicを購入し、全て読む時間はないので興味を持った記事だけ速読を意識しながら読み、分からない単語をチェックして後から調べるのを繰返した。

National Geographicは日本語版と英語版が手に入るので両方購入して英語版を読んだ後に日本語版を読んで訳を確認した。

面白い記事はストックしておき速読を意識して読み、英語の分構造や表現の定着を図った。




・書籍

比較的読みやすく、ビジネスの知識としても役立つものを選んで買った。社会人になってからも時々洋書を購入しており、気に入ったのが、以下の著者。

知的好奇心を満たしてくれる内容且つ自己啓発にもなる本が多くおすすめ出来る。

特にBlinkはStanford MBAの教科書にもなっていたので一読する価値はあると思う。

Malcom Gladwell
http://en.wikipedia.org/wiki/Malcolm_Gladwell

Blink:



Outliers:
 


また、以下の本は日本語版も有名だが、英語版で読んでみると意外に読みやすいのでこれもお勧め。


Innovator's Dilemma:




Stumbling on happiness:







・GMAT
GMATのVerbal Sectionで文法や読解を細かく学んでいくので、Verbalの勉強はTOEFLのReadingにも役立つ。

しかし、英語力がない段階でGMATに挑んでも歯が立たないので、時間の無駄になる可能性がある点注意が必要。

一般的に、TOEFLのReadingの点数が20点を超えていなければGMATの勉強を始めるべきではないとされている。


・その他のTips
1.耳栓
意外と皆知らないのが耳栓の持込が許されているということ。会場によっては貸し出ししているところもあるが、無いところも多い。自分は耳栓と貸し出された耳あてと両方使っていた。

というのも自分がREADINGしている最中に、後から入ってきた人達が一番最初に行う音声チェックで「I live in Tokyo. I live in Tokyo」と話始めるので、でたまったものではないのである。

2.会場への入場時間
上記のようなTOEFLの受験システム上のストレスもあるので、なるべくストレスを排除すべく、何時に会場に向かうかについても考える価値があると思う。

例えば、遅めに会場に入れば音声チェックを聞く回数は減る。しかし、リスニング中にスピーキングが始まるというデメリットも出てくる(早く会場に入ればこれは回避できる)。一方、スピーキングを先にはじめる人がいるので、遅く会場入りすれば、休憩時間に聞こえてくる内容からスピーキング問題を推察出来るメリットもある。

どの戦略をとるかは、人それぞれだ。テストを何回か受けながら自分にとって最良のタイミングを経験から見出していく必要がある。

3.PC画面
PC画面で英語の文章を読む練習をすることで、本番でPC画面を読むのに慣れておく。
PC画面をEconomicsやNY times等のメディアをPC画面で読むようにしていた。

4.JINS PC
PCを見つめ続けると目が非常に疲れるので、JINS PCという眼鏡を使っていた。個人差があるとは思うけれど、JINS PCを忘れた時に久しぶりに裸眼で受験し、目の疲労感に大きな違いを感じた。http://www.jins-jp.com/jins-pc/


以上

まとめると、単語力をなるべく早く身に付けることが大事。その上で、質の良い英語にふれる時間を増やす、TOEFL形式の問題を解き続ける。そして、本番で実力をチェック且つ練習する。このプロセスを繰返すことが大事だと思う。


IIYOO




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